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モリアオガエルの池

産卵を終えたモリアオガエルに会えず、泡泡だけでした。この泡に産みつけられた卵は数日でオタマジャクシになり、雨が降ると泡が溶けてオタマジャクシごと池に落ちるという仕組みになっています。雨が降らないとどうなるかというと、干からびてしまいます。ですので泡泡の表面の方のオタマジャクシは乾燥しやく、中心にいるオヤマジャクシの方が生存率は高くなります。

池に落ちるとヤマカガシのようなヘビなどの天敵が待ち構えています。中でもウシガエルが一番ヤバくて、でっかい体で根こそぎ食い散らかします。池を管理する西宮市の職員の方が事前にウシガエルの駆除をしているおかげで、何とかこの池は、毎年モリアオガエルの産卵が見られるというわけです。

職員さんに聞いたところによりますと、捕まえたウシガエルを解剖したら、カスミサンショウウオがよく出てくるようです。ウシガエルは、動くものは何でも食べますからね。

モリアオガエルの池
モリアオガエルの池
モリアオガエルの池

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