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ニイニイゼミの泥まみれの抜けがら

ニイニイゼミ
朝セミの鳴き声で起こされるシーズンです。
いきなり鳴いているのはたいがい大型のクマゼミ(西日本では)です。シャンシャンと大きな鳴き声で鳴きます。元々クマゼミは南方系の種で数十年前までは、珍しくセミ採りでつかまえられると、大喜びしていまいた。

その頃は、メインがアブラゼミ。暑苦しい鳴き声で鳴きますが、クマゼミほどには暑さに強くないようです。それから、小型のニイニイゼミ。ジ~という長音の鳴き声で、他のゼミが活動を開始する梅雨ごろから夏の前半にかけて現れます。温暖化がで少なくなったアブラゼミとは少し違って、ニイニイゼミはアスファルトやコンクリートで都市整備された乾燥化が減少の原因と考えられています。

サブ画像2番目のように、ニイニイゼミの抜けがらと思われるものは、泥がついていることが、多いです。幼虫時代も湿気のある場所で暮らしているせいでしょう。

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