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マーキングされたアサキマダラ

たまたま、同じ場所にいた方に聞いたのですが、1日100頭以上捕まえてマーキングする方がおられるそうです。実は話をされた方は、この場所のすぐ横のマンションにお住まいで、毎年アサギマダラが渡って来ると、マニア(市井の学者?)の方に連絡するシステムになっているとか。世の中知らないところで色々動いているものです。

ところで、先週は朝から何頭か飛んでいたのが10時過ぎには、まったく見なくなりました。今週は、10時半ごろまで、ぜんぜんいなかったのに、その後急に現れました。要するに先週は暑過ぎ、今週が寒すぎ、ということですな。微妙な活動可能温度管理。。。だからなのか、六甲高山植物園では8月後半でも見ることがあります。

その方の情報では、この場所の他に塩尾寺(えんぺいじ)近くにも群れる場所があるそうです。塩尾寺は、低山ですが多少標高もあり、北斜面になります。おそらく谷間から出たり入ったりして温度調節してるのでしょう。これって、日本列島が、氷河期でも種の多様性を保てた理由の一つですよね。

翌日午後から塩尾寺(えんぺいじ)まで登ってみました。確かに林道の隅に花が咲いているところには、ちらほらいました。

撮ってみると、今日の個体にもマーキングがしてあります。どういう規則性があるのか知りませんが、アルファベット部分が昨日武庫川と荒神川の合流点で撮ったものと同じです。何キロか離れた場所ですが、同じ方が記入したものかも知れません。

武庫川・荒神川合流点
武庫川・荒神川合流点
塩尾寺道
塩尾寺道

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