メニュー 閉じる

南方からやってくるウラナミシジミ

写真の小さな蝶は、ウラナミシジミです。秋になるとよく見かけるようになります。この蝶もアサギマダラ(昨日の投稿ネタ)のように移動性が高いのですが、アサギマダラとは反対に南方から移動してきます。北から来た蝶と南から見た蝶がちょうどこの時期に出会うわけです。

実はアサギマダラは春(初夏)に、南方から北(高原)に向かい、そこで代を重ねて、秋に南へ渡ってくるのですが、ウラナミシジミの場合、晩夏から秋にかけて北に移動、、、そして行くだけ行って人生終了です。何のために北に移動するのか、まだ解明されてません。演歌の世界のように感傷的になって、北に旅するというのでもないでしょうし。「生き残り戦略」のために、きっと何か意味があるのでしょうが、すべて人間の価値観で理解できることでもないのかも知れません。

ウラナミシジミ
ウラナミシジミ

関連するコラム