メニュー 閉じる

テントウムシのゾンビ

カメラレンズをかなり近づけても動かないナナホシテントウ

後から考えると、ゾンビ化寄生蜂にやられてたのではとないかと思いました。
テントウハラボソコマユバチというテントウムシを毒で麻痺させて卵を産みつける寄生蜂がいます。その幼虫はゾンビ化したテントウムシの栄養を吸いながら、繭になる時にテントウムシの腹の下に潜り込んで、テントウムシを盾にして外敵に襲われるのを防ぐというのです。

テントウムシは、背中の装甲のために他の虫に攻撃されにくく、鳥も不味くて避けることから、隠れ場所としては最適なんです。不味いぞと鳥たちに誇示するために敢えて派手な色になっていると説もあります。それから、寄生蜂が巣立った後、テントウムシがそのまま生きてることがあるそうです。虫の世界は不思議です。知らんけど。

ナナホシテントウムシ
ナナホシテントウムシ

関連するコラム