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虻蜂とらず

ナミハナアブ
昆虫の中には実際は近親でもないのに似たような種類がいます。
「虻蜂とらず」と言われるように、虻と蜂は人を噛んだり刺したりする虫の代表格です。その中で花の蜜を吸うハナアブとハナバチというのは姿かたちがとてもよく似ています。

1つ目の写真はナミハナアブというハナアブの仲間です。2つ目の写真はトラマルハナバチというハナバチの仲間です。実際この2ショットは 同じ場所で同時間帯に撮影したものです。触覚の長さや複眼の位置判別できなくありませんが、ぱっと見では見分けが付きにくいと思いませんか。

ぱっと見の見分け方ではありませんが、虻と蜂の一番大きな違いは、翅の数です。ご存知のとおり一般的に昆虫の翅は4枚なのですが、虻は、後翅がなく2枚の翅で空中を飛んでいます。その代わり翅が退化して出来た「平均こん」なる紐の先に重りをつけたような器官でバランスをとっています。

ご興味のある方、虻や蜂の翅がどうなっているか、一度ご覧になっているといいと思います。その際くれぐれも蜂とわかって良かったけど、やっぱり刺されたというような「虻蜂とらず」にならないようご注意ください。

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