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トルコブルーのイトトンボの魅力

ホソミオツネントンボ
クロイトトンボ
オオイトトンボ
モノサシトンボ

この季節イトトンボ*飛び始めてました。イトトンボと言っても、さまざまな種類がいますが、写真のようなトルコブルー色がこの系統の基本カラーになっている種が多いです。
*紹介した全種がイトトンボ科ではありません。

1つ目は、ホソミオツネントンボ。成虫のまま越冬することから、その名前が取られています。冬の間の体色は褐色がかっていますが、春からはこんな感じ。

2つ目は、クロイトトンボ。イトトンボの中では一番よく見かけるかもしれません。クロと言いつつ成長とともにからだにシオカラトンボのような塩が吹くような感じになっていきます。

3つ目がオオイトトンボ。クロイトトンボとの違いは、背中(尻尾ではなく)の模様です。目の後ろの部分も違いがあります。

4つ目はモノサシトンボ。等間隔に目盛り線のようなパターンに見えることがその名の由来になっています。

どれも水辺の宝石という名に相応しい美しさ。こういうのが水辺の周りを飛び回っているって、素敵だと思いませんか、と思っているのは自分だけかと最近感じ始めました。何しろ池や沼でイトトンボを撮影している人を見かけたことがありません。カメラを持った鳥撮りの人も「何撮ってるんですか」と聞くものの「イトトンボです」と答えると「あ?」と言って、その後の突っ込みがありません。蝶だと「ほほ?」くらいのリアクションなんですが。

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