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昆虫界のはびこる扱いの格差

ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリ
キマワリ
キマワリ

最初の写真はダイミョウセセリ(大名?)という蝶です。えらく立派な名前をもらったものです。小ぶりのセセリチョウの仲間の中では大きいということなのか、多くのセセリチョウの仲間と違って大きく翅を開いて堂々と止まるかとか、とにかくそういったことでつけられた名前でしょう。

2つ目はキマワリ(木廻)という甲虫です。朽木を食べるキマワリは人にとってか益虫でも害虫でもなく、ほぼ人間社会と無関係に生きている虫です。そのくせ、たまにゴミムシやシデムシに似ているために駆除されたりします。そういう彼らは、ゴミムシダマシ科という分類に分けられています。「ゴミムシ」でもたいがいなのに、その上「ダマシ」とは、、、しかも他人のそら似でつぶされたりして、、、なんていう理不尽。たいして、ゴージャスじゃないのにダイミョウセセリとのこの扱いの違いはなんだ。

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