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ツマグロヒョウモン
写真は、先週末に撮ったマリーゴールドの花の上を飛ぶツマグロヒョウモンです。この蝶は元々南~西日本中心の分布していましたが、今や北進、西進を続けて日本の主要部で普通種となりつつあり、おそらくモンシロチョウよりも目にするようになりました。子どもの頃は関西でも、現在のように頻繁に見かけた記憶はがありません。

では、なぜ一番よく見るようになったかを考えると、一つは都市化により田や畑が住宅や公園になり、そこに植えられた園芸種のすみれ系の花を食草とする同種が増える環境になったことがあげられます。その代わりに、畑の菜花系を食草とするモンシロチョウは主役降板をなったのでしょう。

それでは、数あるヒョウモンチョウの中でなぜこの種だけが、圧倒的にたくさんいるのとかということですが、それは、ヒョウモンチョウの仲間の中でツマグロヒョウモンだけが春から秋にかけて4~5代も世代交代するからです。結果、人はその期間中きれいな翅をもった同種を見続けることになります。春から秋まで梅雨も台風に季節も1世代で過ごすヒョウモンチョウは、同日撮った写真(おそらくミドリヒョウモン)のように年季の入った状態になります。

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