蝶の越冬隊員たち
ルリタテハは、翅を閉じると枯れ葉のように見える蝶です。春先に現れてワンシーズンに2、3度代替わりします。そういうことから、写真はおそらくこの秋に生まれた個体です。
この蝶は、これから成虫のまま冬越しに入ります。甲虫(こうちゅう)の仲間だったら、成虫で冬を耐えられそうな気もしますが、こんな「薄着?」の虫が風雪を凌ぐというのは大変なことに思えませんか。我々が紅白歌合戦見てる時もこの格好でずっと息を潜めてるんですよ。私だったら寿命は短くても夏番がいいです。
※3枚目は同じく成虫で越冬するキタテハ。秋型と言って翅の柄が越冬世代デザインになります。
元気で来春また会えるのを楽しみにしています。越冬隊に敬礼!です。