進化のもう一つの先端
お正月の読書として『昆虫はすごい』を読み終えました。昆虫とは何かという基本的事柄から、興味深い行動、虫からの感染症の話まで、コンパクトな新書本にまとめられています。
特に様々な擬態の意味や社会性のある蜂は蟻のついての内容は非常に勉強になります。生態というよりは、戦略、作戦というレベルの虫たちの行動は、人間の世界でもそのままあり得ることも多く驚くばかりです。進化の一つの先端として、哺乳類~ヒトよりずっと前から、昆虫たちがいたということです。
『昆虫はすごい』
著者:丸山宗利
出版社:光文社(光文社新書)
サイズ:新書判 238ページ