命を繋ぐための死
ずいぶん遅れた夏休みの読書として、、、実際は、出張の新幹線の中で読了しました。
この本は、一つひとつが短編になっていて、非常に読みやいです。仕事や用事の合間合間に読むには、こういう本の造りは助かります。鳥や虫だけでなく、動物のさまざまな死にざまが書かれています。もちろん、その死に方一つひとつにその生き物なりの意味があるわけです。
貫かれているのは、生きているものは、次の世代に命をつなぐことが大第一の指名であるということ。要するに「死にざま」=「生きざま」です。ご興味のある方はどうぞ。
『生き物の死にざま』
著者:稲垣 栄洋
発行:草思社
四六変型 208ページ