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本日出会った「でっかい鳥」と「ちっちゃい鳥」

本命のオオルリには残念ながらカメラを向ける隙もなく、まともな写真は撮れませんでした。代わりに、今日の山歩きで出会った、ひときわ存在感のあった大型の鳥と、見逃してしまいそうなほど小さな鳥を紹介します。

ノスリ(タカ科)

翼を広げると1.5メートルを超える、大型の猛禽類です。サイズ的にはオオタカよりひとまわり大きく、これ以上になると「ワシ」と呼ばれるグループに入ります。
猛禽と聞くと鋭い眼光を思い浮かべますが、ノスリの顔つきはどこか柔らかく、個人的には“優しげ”に見える気がします。
この日はどうやら食事のあとだったようで、羽繕いに夢中なところに、そっと近づいて撮らせてもらいました。

ヤブサメ(ウグイス科)

尾が極端に短く、見た目は小さなウグイスのような姿。体長はわずか10センチほどで、日本に生息する鳥の中でもミソサザイと並んで最小クラスです。
この時期の山では、その声をよく耳にしますが、鳥に詳しくない方だと、おそらくバッタやコオロギの鳴き声と勘違いすることでしょう。
薄暗い藪の中を好み、じっとしている時間も少ないため、姿を見つけるのはなかなかの難易度。今回も気配を頼りに、ようやく姿を捉えることができました。

ノスリ
ヤブサメ

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