野鳥はだいたい自分と同種の鳥のさえずりを聞くと、様子を見に近づいてきます。縄張り意識の強いキビタキのような鳥ではなおさらです。
今日スマホでキビタキの鳴いている茂みに向かってスマホで録音されたさえずりを聞かせてみました。するとすぐに近くの枝にやってきてさえずり始めました。さらにもっと聞かせると、近くの樹から樹へと飛び回るのですが、この時さえずりでもなく、地鳴きでもなく「ブンブン」というこの鳥から想像できない音を立てるんです。声なのか、羽ばたき音なのかもわかりません。きっと怒ってるのでしょう。人でいうと「くそー、チェ」のような舌打ち混じりの罵声みたいなものなのかもしれません。この反則技は可哀想なのでほどほどにしないと。
その後ホトトギスにも同じことを試してみましたが、こちらはまったく反応なし。遠くの樹の天辺にいるホトトギスにはスマホの音は聞こえないからでしょう。というわけでホトトギスの写真は撮れてません。
