鳥虫GIGA

野鳥と昆虫のショートコラム

アオジ

黄色いけどアオジ

アオジはホオジロ科の野鳥です。西日本では冬にやってくる渡り鳥です。普段は用心深く藪の中に隠れてることが多く、近くにいるのにスズメやツバメのようには見かけません。からだ全体が黄色に見えるのに、アオジ(青鵐)といわれるのは、昔の日本人がこの色をアオと認識してたせいらしいです。では、本当に青い鳥の場合は、どうかというと、ルリ(瑠璃)と呼んでます。ルリビタキやオオルリがそうです。

この写真は、細いすすきの穂に止まっているところです。大きさはスズメとほぼ同じくらいです。体重は見た目より軽くて、20グラム程度しかありません。羽毛でふっくらと見えますが、実際は華奢なくらいスマートです。飛ぶという機能のために鳥類が選択した宿命です。

ちなみにカラスは約600グラムです。アオジから見ると30倍もウエイトが違うと怪物みたいでしょうね。襲われたら、ひとたまりもありません。人間のヘビー級とフライ級の差とは次元の違うレベルです。鳥類の中でのカラスの圧倒的強さががうかがい知れます。

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テーマの著者 Anders Norén